地域活性化のキモとは?

いくつもの地域プロジェクトを動かしていると、じわじわと活性化の原則論がわかってきます。良く見られるのは、活性化=観光=イベントの図式。○○青年部などの公的集まりが主体となり、ボランティアで始まるもの。予算がなく、手弁当となると、負担は相当なもので、多くは数年でフェードアウトが相場です。
僕は、最も重要なのは、換金物を作り、磨き、それを外世間にどれだけうまく伝えられるか。ここにほぼ本質があると思っています。人口減も、後継者不足も、耕作放棄地も山林の荒廃も、その多くは稼げなくなって行き詰まってしまうのです。稼ぎましょう。ただし、自力では限界があります。
弊社Bunboがさまざまなプロジェクトで取り組んだ商品開発は、すべてプロの力を結集したものです。食品なら料理研究家を入れてレシピから考えます。中身が決まったら、デザイナーにパッケージを提案してもらいます。ここを自分たちでやってしまい、大きなポテンシャルがあるのに、売れなかった商品を僕は山ほど知っています。
産山村は、換金できる魅力的な商品やサービスをどれだけ生み出すことができるのか。この村の未来はそこに掛かっていると言っても過言ではありません。これまで弊社が関わった中から、幾つかのヒット商品をご紹介します。(江副P)

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「九州ちくご元気計画」で生まれたむつごろうラーメン(右)は、月1万食出荷。

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シニア女性2人が立ち上げた山の神工房の売れ筋。黒にんにく「元気の黒玉」。

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八女郡星野村のJA女性部が立ち上げた乾燥野菜シリーズ。「ほしのほしやさい」。

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筒井玩具花火製造所の大ヒット商品。線香花火「花々」は、1万円でも常に品薄。

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大分竹田の「たけたの食べ方」で開発した人気商品、「かぼすサブレ」。

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淡路はたらくカタチ研究島で誕生した「木々のはちみつ」。金額は4500円也。

 

これからの自治体経営に求められるもの①

自治体の台所事情のこと

自治体の財政というと民間会計用語にはない難しい財政用語が並び、とっつきにくい印象があります。しかも、入りと出の単式簿記での会計で、経営事情がわかりずらいという課題もあり、総務省は、統一的な基準による財務書類という形で、複式簿記の財務データを 1,755 団体(全団体の 98.2%)が平成 29 年度までに整備することを要請した経緯があり、株式会社地域科学研究所のお仕事で産山村の複式会計での財務データの作成も支援させていただいた経緯もあり、そこで見えてきた自治体台所事情のことについて少し触れたいと思います。


「見える負債」と「見えない負債」

自治体の財務データを扱う仕事を通して、分かってきたのが、見える負債と見えない負債に対する経営感覚がこれまで以上に重要になること。自治体の資産量は、ハコモノからインフラまで幅広く、民間よりも資産を保有する地域の中でも大きな不動産所有者でもあります。

この資産は、自治体の負債(借金)を活用し、必要な公共資産整備(「普通建設事業費」と公共施設(学校、庁舎等)の建設やインフラ(道路、橋梁)整備のた めのもので、社会資本(モノ)の蓄積に対しておこなれてきました。

ほとんどの自治体で1970年代から2000年代にかけて学校などをはじめ建設されてきたものばかりで、これから、建築後40年、50年と経過し、一気に老朽化していくフェーズに入っており、新しいものを建築するより、今あるものを更新する計画が重要な視点になります。

ただ、これらは、作った費用(建設費)は、負債で見える化されていますが、できた時点で、目に見えない負債(今からかかる修理や建て替える費用)も同時に発生しているといえます。使っている間は、ジワジワ雨漏り対策や、改修で使えるもので、ひとつひとつは、あまり経営に影響を与えないように思われてしまいますが、行政の資産が同時期に古くなっているということは、その数は右肩上がりで増えていくものであるということは容易に予測できます。これが見えない負債の正体です。

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先日の西日本新聞で「合併自治体、特例切れ財政危機 大分・杵築は再生団体回避へ緊急策」の記事が掲載されました。これは、杵築市だけが特別であるのではなく、合併した団体は特に、社会インフラも多く、合併の特例がなくなることで収入がなくなり、厳しい財政事情の団体が増えている証拠です。

建てるときには、自治体の借金と国や県の補助で作られた公共施設も、改修や建替えの時は自前の財源で更新しないといけません。(建物を維持管理するお金は、建設した時のお金の約4倍から5倍あるといわれています。)見えない将来のリスク(負債)をどう減らしていくかを考えておくことが、これからの自治体の生き残りには大事な視点なのです。

190905講義資料(和田)福祉にかかる費用は増えて、建物にかけられる費用が間に合っていないのが、今の自治体の財政事情。

財政的背景もさることながら、まさにどの自治体も経営の選択と集中が求められています。さらにこれからの日本の公共空間の使い方、作り方は大変革期を迎えるということについて次回は触れたいと思います。

 

地域科学研究所:西田




吉本哲郎氏の地元学 「足もとをみつめよう」

産山村の将来のあり方について村民とともに考える産山未来計画づくり。これまで、村が直面する問題を中心に話し合いを重ねてきましたが、11月14日(木)に開催された第4回産山未来会議では、産山村の持つ「良いところ」や「資源」について考える機会を設けようと、水俣市より地元学ネットワーク主宰である吉本哲郎氏と国立水俣病総合研究センターの原田利恵氏にお越しいただきました。

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まずは原田利恵さんによる「第三者の目からみた産山村の良さ」。

初めて産山村を訪ねた原田さんが、会議までの4時間に村を巡った感想を写真スライドとともに見せていただきました。私たち住民が当たり前のように目にする村の1シーンを「美しい」と呼ぶ原田さん。原田さんのスライドを見ながら、私たちにとってはなにげない日常の、ありふれた景色の貴重さ、素晴らしさをあらためて気づかされます。

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次に吉本氏によるお話し。
地域の良さを探す手法として全国に広がりをみせる「地元学」は、水俣病で分断された地域を再生する「もやい直し」の実践的な方法として生み出されました。

住民間の断絶が続き「20年も患者と全く会えなかった」という元市役所職員の吉本氏は、中傷や差別、風評被害で大きな傷を負った水俣で「周りが変わらなければ、自分たちが変わるしかない」と腹を括り、住民たちと共に徹底的に自分たちの足元を見つめ直しながら「地元にあるものを探し、組み合わせて新しいものをつくる」「そこに気づきと感動があった」と水俣の再生について語ってくれました。また、その過程には「笑い」と「ユーモア」が最も大切だったことを何度も強調されていました。

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良いもの探しのコツは、村には「なにもないと思っているかもしれないが、ここが大好きという場所を見つける」とのこと。「いいものを毎日見ていると当たり前になってしまうかもしれない。でも本当は当たり前ではない。失った時に初めて当たり前でなかったことに気付く」と「ないものねだり」ではなく「あるもの」が壊れてしまう前に価値を「発見」し、大切にしていく思いを一人一人が持つことが地域づくりにつながると語っていただきました。

そのように考えると、住民アンケートでの「産山村の好きなところはどこですか」に対する回答を整理すると、村が大切にしないといけないものが見えてきます。

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地元学は「失う」前にあたりまえの尊さに気づいてもらう、きっかけづくりという吉本氏。村の良いものを失ってしまわないよう、次に残していくことを計画に取り入れたいと考えています。(産山村企画振興課)

 

地元学吉本さん来村。

うぶやま未来会議の番外編で、熊本県水俣を拠点に、足下の宝を見直し磨く方法論「地元学」を提唱・実践なさっている吉本哲朗さんをお招きし、お話を伺いました。同行された国立水俣病総合研究センターの研究員 原田利恵さんの、日中に廻られた産山村ショートリポートを入口に、吉本さんのお話が始まりました。

水俣病。過去、これほど悲痛な社会的事件があったでしょうか。僕も子供の頃から、数多くのメディアを通じて、見聞きしてきました。病そのものとそれから始まった深刻な風評被害を背負った吉本さんたちは、世間が変わらないなら自分たちが変わるしかないと、地域に目を向け、言わば地元の再解釈を続けていったのです。
地域の方々の壮絶な日々は、ただただ口をつぐんで想像するばかりで、かつての水俣と比べれば、いかに産山村が恵まれているか、その現実を突きつけられているように感じました。

後日、吉本さんと再会し、杯を交わす機会がありました。その時も、うぶやま未来会議のことを気に掛けてくださっていて、「自分たちの宝に気づけるかどうかだなあ」と一瞬遠くを見るような表情をされました。いつか、吉本さんが驚くような産山村にしたいですね。(江副P)

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村民アンケート結果

「うぶやま未来計画」の策定に向けて、7月に実施した住民アンケートには409名の回答があり、村の課題や理想とする村等について貴重なご意見をいただきました。

「産山村は住みやすいところだと思いますか?」という質問に対しては、76%の住民が「住みよい」「どちらかといえば住みよい」と回答しました。理由として「きれいな水と空気、温泉、豊かな自然やあたたかな人間関係など、都会にはないものに満たされている」「子育てがしやすい」といった声が多く聞かれました。一方で「住みにくい」と回答された方は「車がないと移動ができない」「病院・店が遠い」といった交通や生活に関する不便さをあげられていました。

 

住み続けたい

 

「今後も村に住み続けたいとお考えですか?」という質問に対しても、41%の住民が「わからない」「村外へ移りたい」と回答。理由として「運転ができなくなったときに生活(買物・医療等)が難しくなる」「病院やコンビニの近くに移りたい」があがっています。

 

住み続け居たい(年令別)

 

さらに年令別では、若い世代ほど「わからない」「村外へ移りたい」と考える割合が増える傾向があります。「仕事がない」「娯楽が少ない」といった理由が多く見られることから、人口減少を解決するためには、高齢者の移動手段の確保に加え、農業や産業、観光振興の必要もあきらかとなっています。

他方、「産山村の好きなところ、子供たちに残したいものは何か」への回答には「信号機のない平和な道路」「森と草原と水、空気。こんなに揃っているところは他にない」「水が安全で飲めること」「草原の文化、半自給の暮らし、人の優しさ、里山風景の美しさ」「四季折々の自然や季節の手仕事」「コンビニ等の袋入りのレトルトではなく旬の食べ物の美味しさ」といった自然や里山の美しさを大切にしたいという意見が多くありました。

 

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あわせて、「理想とする村のあり方」についても「皆で助け合い、共同の精神で暮らせる村」「小さいことが長所になるようなくらし方、世代の壁のない交流」「清掃の行き届いた道路や川の美しいゴミのない村」「気軽に村民が行政に相談でき、村一丸となり他県や町にアピールできる村」「食料とエネルギー自給をもっと高め生活に不安を覚えることなく暮らせる村」といった様々な意見を聞かせていただきました。

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産山村の自然といった資源を活かし、だれもが安心していつまでも暮らせるための計画を策定するために、皆さまのご意見を参考にさせていただきます。

(産山村企画振興課)

 

↓アンケート結果の概要は産山村の公式サイトでもご覧になれます

http://www.ubuyama-v.jp/?p=7617 

 

 

見えてくるもの。

ここ数ヵ月、うぶやま未来計画立案に向けて、村内の各地区、さまざまなグループを訪ねて、いろんなお話を伺いました。自然、環境、農業、林業、教育、福祉、移住などなど、幅広いテーマに関する数多くの課題と可能性が浮かび上がってきました。
興味深かったのは、「信号がない」という事実を、短所と受け止める意見と長所と受け止める意見が両方あったこと。夜の暗さも同様でした。街灯が少ないと考えるか、星がきれいと考えるか、解釈次第でその価値が異なるんですね。示唆に富んだリアクションでした。

プロジェクトは今後、立案の段階に入っていきます。その際、いただいたたくさんのご意見を、言葉面のまま鵜呑みにすることなく、その根底に横たわる真意と取り組むべき本当の課題を見極めていきたいと思います。そして、それを解決する道筋を提示して共感をいただけるよう知恵を絞っていきます。乞うご期待。(江副P)

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中学生たちが思い描く未来

うぶやま未来計画に学生たちのアイディアを取り入れたいと、10月21日には産山学園にお邪魔して、9年生(=中学3年生)たちが描く未来の産山村、そして産山学園の未来について自由に意見を出してもらいました。

生徒たちにまず見てもらったのは、将来の学園の生徒数。将来予測だと、2048年には生徒数が3分の1になるという試算が出ています。このままでは母校の廃校もありえるかも、という危機感から話し合いは始まりました。学園がなくなってしまわないために、みんなの知恵を絞ってもらうのです。

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村をこうすれば、学園がこうなれば、産山村の人口が増えて、生徒たちも増えるのではないかと生徒たちのアイディアは実に多彩。

「完成した大蘇ダムを観光に利用してはどうか」「ツーリングやドライブで村を通る人が楽しめるように、○○(花・木 ex.ヒゴタイの花、サクラ)ロードを作ってはどうか」といった観光産業を盛り上げるアイディア。「害獣(イノシシや鹿)の皮や肉を使った商品開発」といった課題も併せて解決するアイディア。

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「将来産山に住むことを条件に、大学の学費を村が一部負担してはどうか」「村に住んでいても都会と同じような仕事ができるよう環境を整えてはどうか」といったUターンを増やすアイディア。

また、「ハイレベル(高校レベル)の授業も受けられるようにしてはどうか」「農業コースを作ってはどうか」「伝統的な昔の農法を習う授業を取り入れてはどうか」といった産山学園に特別な授業を導入して生徒たちを集めるアイディア。「一人暮らしの高齢者のお世話をする『子供ヘルパー』は楽しいからずっとこれからも続けたい」「30年続いているタイの中学校との交換留学もずっと続けたい」とユニークな産山学園の取り組みを今後も持続的に続けていくことでさらに存在価値を高めるアイディア。

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将来の学園は「宿題なし」「いじめなし」「他校や他国での勉強の機会がいっぱいある」という意見もあり、そんな産山学園になれば学ぶのが楽しくなって、毎日行きたくなる学校になりそう。子供たちにとっても理想の産山村となることができれば、こんな素敵なことはありません。(産山村役場 企画振興課)

 

第2回 産山未来会議

2回目となる産山未来会議を9月17日に開催。前回の財政しミューレーションとは大きく異なり、今回は各地区での座談会で上がった課題の整理を行いました。

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各地区で出された課題はさまざま。その中で重点的な課題を拾い出し、4つの分野に分ける作業を行いました。

各地区に共通する課題。地区特有の課題。課題が多岐にわたる分野。特定の課題が重複する分野。それぞれの課題をグリッドにわけて貼り出すことでグルーピングされて、村が直面する課題が整理されていきます。

ここからはロジックツリーに落とし込み、各課題の関係性を見ていく作業を行います。次は、産山村の資源(リソース)の整理。そこからアクションプランを作り、具体的な計画を組み立てていく予定です。(産山村役場 企画振興課)

 

グループヒアリングを進めています

安心して暮らすことのできる村を目指して、住民参加型で策定している「うぶやま未来計画」。

多くのステークホルダーからできる限り意見を伺いたいと、9月6日からは、食育推進協議会や老人会、商工会、観光協会、NPO法人、子育てグループといった各種団体へのヒアリングを行っています。

ヒアリングでは、それぞれのグループに、①困っていること、②それらに対する考えられる解決策、③やってみたいこと&挑戦したいことについて、自由にお話ししてもらっています。

各グループで直面している課題は多岐にわたりますが、多くの団体が「人材不足」「集まりに参加する人数が少なくなった」「人手が足りない」といった人口減少を共通の課題として挙げていました。

老人会の方々には「車に乗れなくなったら、どこにもいけなくなる」と移動手段についての不安を抱いている方が多くいました。また、子育て世代では「村内に小児科の医師がいない」ことが最も困っている、という意見が出ました。やはり、山間部の過疎地であることから、生活におけるさまざまな不便さに直面していることがわかります。

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特に高齢者にとっての交通手段は、食事や買い物といった日常生活を成り立たせるためにも、村が解決すべき喫緊の課題となっています。交通手段の解決として「白タクを使ったシェアリングタクシー」「移動販売を始めてはどうか」「近所で声を掛け合って、一緒に買い物や病院に行くようにしてはどうか」といった声が当事者たちから聞かれました。

人口減少に対する解決策としては、王道ではありますが「移住定住に力を入れていく」が一番多く、若い人が村に残れるように「後継者が暮らしやすい仕組みを作る」といった意見も聞かれました。また、「子育て世代でも働きやすいシフト体制やパート勤務がある仕事を増やす」といった女性も仕事をしやすい環境を作るのが移住定住の促進には必要であるという意見もありました。みんなの思いにあったのは、「子供たちが戻って来たくなるような『ふるさと』をつくりたい」ということ。「小さな村だからこそ、小回りをきかせて、いろんなことを試してみたりと、さまざまな『仕掛け』を作ってみてはどうか」とのアドバイスもありました。

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最後の質問である「やってみたいこと」への回答には、「産山村の特産品をつくりたい」「交流を深めるイベントをやってみたい」といった意見が多く聞かれたほか、「稼げる老人会になりたい」といった頼もしい意見もありました!

皆さんからこうして意見をいただくたびに、形だけで終わらない、実現可能な計画を作らなければと否応なしにモチベーションが高まるのでした。(産山村役場企画振興課)

うぶやま未来計画ミーティング

株式会社地域科学研究所の西田です。

産山の草原と阿蘇山系を望む場所で、うぶやま未来計画の事務局ミーティング。

 

産山の景色は、絶景です。誰もが愛すこの素晴らしい環境が未来の「糧」になる。そんな本質的な話し合いを進めながら、会議は進行していきました。これまでの地域ごとの座談会で、分かった産山の魅力と課題。10年後を見据えて、可能性と夢を広げる作業が始まります。

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ランチでは、恒例のうぶ風キッチンさんのお弁当。秋の風を感じながら、おいしくいただきました!

 

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井信行さんとBBQ。

先日、村の「産山社子屋」のイベントへのお誘いを受けて、牛飼いの井信行さんの講話を聞きに行ってきました。新聞記事を拝見したことはあったのですが、実際にお目に掛かるのは初めてでした。

牧野と牛飼いの関係、飼料の考え方など、なるほどなるほどと、終始頷きながらお話を伺いました。畜産のひとつの哲学を垣間見た気がしたものです。
会場は、村外からの参加が多く、僕がさまざまな地域プロジェクトで経験してきた情報の特徴的な広がり方を再確認しました。情報発信は、必ずしも中心点から同心円のように拡散するものではなく、遠くの点から別の場所と繋がって線になり、それがさらに広がり、中心点に戻ってようやく面になる。情報の伝播では、よくこんなことが起こります。

講話の後は、会場を移して念願の赤身肉を堪能しました。地元の野菜や新米のおにぎりもいただき、その後は皆さんがお泊まりになるバンガローにお邪魔して、村内外の新たな方々とお酒を飲んで盛り上がりました。農家、議員、弁護士と多士済々。産山村の魅力のお陰で、僕までお裾分けに預かりました。感謝。(江副P)

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各地区での座談会を開催しました

「うぶやま未来計画」はこれからの村づくりの方針となる大切なもの。8月24日~9月4日にかけては、地区座談会を開催しました!スタートは午後7時。夕食が終わってから、各地区の公民館に集まってもらいました。

田尻地区、南部地区、山鹿地区、産山地区の計4回。5つの分野(活力ある産業振興の村づくり、安心して暮らせる健康・福祉のむらづくり、豊かな心を育む教育・文化の村づくり、快適で安全な村づくり、行財政が効率的な村づくり)に分かれてグループワークに取り組んでいただきました。

グループワークの内容は、この3つ。①村や地区の良いところ、②直面する問題、③その解決策。

最後の③については、さらに3つに分けて、①一人でできること、やりたいこと、挑戦したいこと、②地区で解決できること、③役場や外部と協力してできることに分けて、皆さんに意見を出してもらいました。

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付箋に課題やアイディアを書いてもらい、グリッド内に貼っていきます。できあがったら、グループごとに発表をしてもらいました。

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こうやって整理することで、村の現状や各地区の現状が「見える化」されてきたようです。

参加者からは「村の景観、星空や水の美しさなど、あたりまえだと思っていたことを別の視点でみることができ、再発見することができた」といった感想も聞かれました。

村の抱える課題を解決する方法を一緒に考えてもらう過程を通して、村民もともに実施できる計画ができあがるのではないかと思っています。(産山村役場 企画振興課)