村民アンケート結果

住みよさ

「うぶやま未来計画」の策定に向けて、7月に実施した住民アンケートには409名の回答があり、村の課題や理想とする村等について貴重なご意見をいただきました。

「産山村は住みやすいところだと思いますか?」という質問に対しては、76%の住民が「住みよい」「どちらかといえば住みよい」と回答しました。理由として「きれいな水と空気、温泉、豊かな自然やあたたかな人間関係など、都会にはないものに満たされている」「子育てがしやすい」といった声が多く聞かれました。一方で「住みにくい」と回答された方は「車がないと移動ができない」「病院・店が遠い」といった交通や生活に関する不便さをあげられていました。

 

住み続けたい

 

「今後も村に住み続けたいとお考えですか?」という質問に対しても、41%の住民が「わからない」「村外へ移りたい」と回答。理由として「運転ができなくなったときに生活(買物・医療等)が難しくなる」「病院やコンビニの近くに移りたい」があがっています。

 

住み続け居たい(年令別)

 

さらに年令別では、若い世代ほど「わからない」「村外へ移りたい」と考える割合が増える傾向があります。「仕事がない」「娯楽が少ない」といった理由が多く見られることから、人口減少を解決するためには、高齢者の移動手段の確保に加え、農業や産業、観光振興の必要もあきらかとなっています。

他方、「産山村の好きなところ、子供たちに残したいものは何か」への回答には「信号機のない平和な道路」「森と草原と水、空気。こんなに揃っているところは他にない」「水が安全で飲めること」「草原の文化、半自給の暮らし、人の優しさ、里山風景の美しさ」「四季折々の自然や季節の手仕事」「コンビニ等の袋入りのレトルトではなく旬の食べ物の美味しさ」といった自然や里山の美しさを大切にしたいという意見が多くありました。

 

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あわせて、「理想とする村のあり方」についても「皆で助け合い、共同の精神で暮らせる村」「小さいことが長所になるようなくらし方、世代の壁のない交流」「清掃の行き届いた道路や川の美しいゴミのない村」「気軽に村民が行政に相談でき、村一丸となり他県や町にアピールできる村」「食料とエネルギー自給をもっと高め生活に不安を覚えることなく暮らせる村」といった様々な意見を聞かせていただきました。

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産山村の自然といった資源を活かし、だれもが安心していつまでも暮らせるための計画を策定するために、皆さまのご意見を参考にさせていただきます。

(産山村企画振興課)

 

↓アンケート結果の概要は産山村の公式サイトでもご覧になれます

http://www.ubuyama-v.jp/?p=7617