井信行さんとBBQ。

先日、村の「産山社子屋」のイベントへのお誘いを受けて、牛飼いの井信行さんの講話を聞きに行ってきました。新聞記事を拝見したことはあったのですが、実際にお目に掛かるのは初めてでした。

牧野と牛飼いの関係、飼料の考え方など、なるほどなるほどと、終始頷きながらお話を伺いました。畜産のひとつの哲学を垣間見た気がしたものです。
会場は、村外からの参加が多く、僕がさまざまな地域プロジェクトで経験してきた情報の特徴的な広がり方を再確認しました。情報発信は、必ずしも中心点から同心円のように拡散するものではなく、遠くの点から別の場所と繋がって線になり、それがさらに広がり、中心点に戻ってようやく面になる。情報の伝播では、よくこんなことが起こります。

講話の後は、会場を移して念願の赤身肉を堪能しました。地元の野菜や新米のおにぎりもいただき、その後は皆さんがお泊まりになるバンガローにお邪魔して、村内外の新たな方々とお酒を飲んで盛り上がりました。農家、議員、弁護士と多士済々。産山村の魅力のお陰で、僕までお裾分けに預かりました。感謝。(江副P)

井さん講演会