うぶやま未来計画 完成。

ほぼ1年をかけて進めてきたうぶやま未来計画が、ついに冊子として完成しました。
2040年に向けて、どのような道筋を描くべきか、たくさんの方に話を聞き、試案を作成し、それを有志で構成されたうぶやま未来会議で検討を繰り返してきましたた。「村民みんなで作る」を合い言葉に、ヒアリング、グループインタビューを重ね、立案を行いました。
ずっと先の2040年のビジョンは、「2040年 産山村はかつて小さな村だった。産山村はいまも小さな村である。」としました。当初からのキーフレーズである「小さきことは、美しきこと。」を実践し、20年後も自信を持ってそう言えるようにとの想いを込めています。
一方で、より具体的な2020年から10年間のキャッチフレーズは、「稼ぎ上手、伝え上手、暮らし上手の村になる。」としています。今回、行政会計のスペシャリストである地域科学研究所の力を借りて、財政面からの視点を織り込んで、空論にならないようさまざまな配慮をしましたが、状況はまったく楽観を許しません。
大切なことは、希望の羅列ではなく、しっかり稼ぐことを最優先課題とすることです。言うは易し、行うは難し。計画を作ることがゴールではありません。ここからどうやって実践するのか、試されるのはこれからです。いまが正真正銘のスタートなのです。

今回、本当に多くの方にご協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。これからも産山村の行く末を、見守らせて下さい。もちろん、いつでも応援させていただきます。1年間、誠にありがとうございました。(江副P)

大分在住yoneさんのイラスト。可愛い表紙。
これからの10年と20年後のビジョン。問われるのは覚悟。
産山村の強みと弱みをしっかり把握することから。
大きく6つの戦略を立てた。具現化に向けた日々が始まる。

 

稼ぎ方こそが問題。

少しずつカタチになってきた、うぶやま未来計画。たくさんの声や意見を伺って、その真意を考え続け、集約や翻訳を行いながら、解決策を模索してきました。
その中で、昨年末、向こう10年にわたる2030年宣言を提案。わかりやすく、キャッチフレーズをつけてみました。

それが、「稼ぎ上手、伝え上手、暮らし上手の村になる。」です。

特に文頭の稼ぎ上手は、大事なキーワード。ただし、ただしです。拝金主義のススメではもちろんありません。すべての生業がそうですが、どんなニーズに応えて対価を得るかが重要です。
また、伝え上手は、半ば稼ぎ上手とセットです。まず、いいものを作り、それを魅力的に知らせることで、商品やサービスは、市場に届き、消費者の手に渡ります。
量や金額だけでなく、それをどんな人が作り、どんな作られ方をして、どんなこだわりがあるのか。
商品やサービスに付随する、そうした物語が人の心を掴みます。コピーやデザインが大事なのは、それらを感覚的に、直観的に伝えることができるからです。

産山村らしい産物、加工品、ツアーなど、知恵を注いで稼ぎのネタを作っていきましょう。

今回も、開発に関わったいくつかの商品をご紹介します。(江副P)

淡路縁起01

淡路、伊弉諾神社の公式奉献酒として完成した、古代米のお酒。

ドライフルーツ02

うきは百姓組のドライフルーツ。これをきっかけにさまざまな展開が。

椿うるおい03

天然石鹸メーカーの75周年記念で開発したメモリアルソープ。

カフスNOC04

カフリンクスのオリジナルを作った。有名バイヤーからオファーが。

吉本哲郎氏の地元学 「足もとをみつめよう」

産山村の将来のあり方について村民とともに考える産山未来計画づくり。これまで、村が直面する問題を中心に話し合いを重ねてきましたが、11月14日(木)に開催された第4回産山未来会議では、産山村の持つ「良いところ」や「資源」について考える機会を設けようと、水俣市より地元学ネットワーク主宰である吉本哲郎氏と国立水俣病総合研究センターの原田利恵氏にお越しいただきました。

IMG_20191114_190719

まずは原田利恵さんによる「第三者の目からみた産山村の良さ」。

初めて産山村を訪ねた原田さんが、会議までの4時間に村を巡った感想を写真スライドとともに見せていただきました。私たち住民が当たり前のように目にする村の1シーンを「美しい」と呼ぶ原田さん。原田さんのスライドを見ながら、私たちにとってはなにげない日常の、ありふれた景色の貴重さ、素晴らしさをあらためて気づかされます。

スライド6

スライド8

スライド12

次に吉本氏によるお話し。
地域の良さを探す手法として全国に広がりをみせる「地元学」は、水俣病で分断された地域を再生する「もやい直し」の実践的な方法として生み出されました。

住民間の断絶が続き「20年も患者と全く会えなかった」という元市役所職員の吉本氏は、中傷や差別、風評被害で大きな傷を負った水俣で「周りが変わらなければ、自分たちが変わるしかない」と腹を括り、住民たちと共に徹底的に自分たちの足元を見つめ直しながら「地元にあるものを探し、組み合わせて新しいものをつくる」「そこに気づきと感動があった」と水俣の再生について語ってくれました。また、その過程には「笑い」と「ユーモア」が最も大切だったことを何度も強調されていました。

IMG_20191114_192536

良いもの探しのコツは、村には「なにもないと思っているかもしれないが、ここが大好きという場所を見つける」とのこと。「いいものを毎日見ていると当たり前になってしまうかもしれない。でも本当は当たり前ではない。失った時に初めて当たり前でなかったことに気付く」と「ないものねだり」ではなく「あるもの」が壊れてしまう前に価値を「発見」し、大切にしていく思いを一人一人が持つことが地域づくりにつながると語っていただきました。

そのように考えると、住民アンケートでの「産山村の好きなところはどこですか」に対する回答を整理すると、村が大切にしないといけないものが見えてきます。

スライド2

地元学は「失う」前にあたりまえの尊さに気づいてもらう、きっかけづくりという吉本氏。村の良いものを失ってしまわないよう、次に残していくことを計画に取り入れたいと考えています。(産山村企画振興課)

 

地元学吉本さん来村。

うぶやま未来会議の番外編で、熊本県水俣を拠点に、足下の宝を見直し磨く方法論「地元学」を提唱・実践なさっている吉本哲朗さんをお招きし、お話を伺いました。同行された国立水俣病総合研究センターの研究員 原田利恵さんの、日中に廻られた産山村ショートリポートを入口に、吉本さんのお話が始まりました。

水俣病。過去、これほど悲痛な社会的事件があったでしょうか。僕も子供の頃から、数多くのメディアを通じて、見聞きしてきました。病そのものとそれから始まった深刻な風評被害を背負った吉本さんたちは、世間が変わらないなら自分たちが変わるしかないと、地域に目を向け、言わば地元の再解釈を続けていったのです。
地域の方々の壮絶な日々は、ただただ口をつぐんで想像するばかりで、かつての水俣と比べれば、いかに産山村が恵まれているか、その現実を突きつけられているように感じました。

後日、吉本さんと再会し、杯を交わす機会がありました。その時も、うぶやま未来会議のことを気に掛けてくださっていて、「自分たちの宝に気づけるかどうかだなあ」と一瞬遠くを見るような表情をされました。いつか、吉本さんが驚くような産山村にしたいですね。(江副P)

地元学吉本氏01

地元学吉本氏02

 

 

 

見えてくるもの。

ここ数ヵ月、うぶやま未来計画立案に向けて、村内の各地区、さまざまなグループを訪ねて、いろんなお話を伺いました。自然、環境、農業、林業、教育、福祉、移住などなど、幅広いテーマに関する数多くの課題と可能性が浮かび上がってきました。
興味深かったのは、「信号がない」という事実を、短所と受け止める意見と長所と受け止める意見が両方あったこと。夜の暗さも同様でした。街灯が少ないと考えるか、星がきれいと考えるか、解釈次第でその価値が異なるんですね。示唆に富んだリアクションでした。

プロジェクトは今後、立案の段階に入っていきます。その際、いただいたたくさんのご意見を、言葉面のまま鵜呑みにすることなく、その根底に横たわる真意と取り組むべき本当の課題を見極めていきたいと思います。そして、それを解決する道筋を提示して共感をいただけるよう知恵を絞っていきます。乞うご期待。(江副P)

見えてきたもの01

見えてきたもの02

見えてきたもの03

見えてきたもの04

 

 

中学生たちが思い描く未来

うぶやま未来計画に学生たちのアイディアを取り入れたいと、10月21日には産山学園にお邪魔して、9年生(=中学3年生)たちが描く未来の産山村、そして産山学園の未来について自由に意見を出してもらいました。

生徒たちにまず見てもらったのは、将来の学園の生徒数。将来予測だと、2048年には生徒数が3分の1になるという試算が出ています。このままでは母校の廃校もありえるかも、という危機感から話し合いは始まりました。学園がなくなってしまわないために、みんなの知恵を絞ってもらうのです。

学園の生徒数.001

村をこうすれば、学園がこうなれば、産山村の人口が増えて、生徒たちも増えるのではないかと生徒たちのアイディアは実に多彩。

「完成した大蘇ダムを観光に利用してはどうか」「ツーリングやドライブで村を通る人が楽しめるように、○○(花・木 ex.ヒゴタイの花、サクラ)ロードを作ってはどうか」といった観光産業を盛り上げるアイディア。「害獣(イノシシや鹿)の皮や肉を使った商品開発」といった課題も併せて解決するアイディア。

6E1FBACB-1563-46C2-B02D-4296AD6F70F0_1_201_a
「将来産山に住むことを条件に、大学の学費を村が一部負担してはどうか」「村に住んでいても都会と同じような仕事ができるよう環境を整えてはどうか」といったUターンを増やすアイディア。

また、「ハイレベル(高校レベル)の授業も受けられるようにしてはどうか」「農業コースを作ってはどうか」「伝統的な昔の農法を習う授業を取り入れてはどうか」といった産山学園に特別な授業を導入して生徒たちを集めるアイディア。「一人暮らしの高齢者のお世話をする『子供ヘルパー』は楽しいからずっとこれからも続けたい」「30年続いているタイの中学校との交換留学もずっと続けたい」とユニークな産山学園の取り組みを今後も持続的に続けていくことでさらに存在価値を高めるアイディア。

DSC01263

将来の学園は「宿題なし」「いじめなし」「他校や他国での勉強の機会がいっぱいある」という意見もあり、そんな産山学園になれば学ぶのが楽しくなって、毎日行きたくなる学校になりそう。子供たちにとっても理想の産山村となることができれば、こんな素敵なことはありません。(産山村役場 企画振興課)

 

第2回 産山未来会議

2回目となる産山未来会議を9月17日に開催。前回の財政しミューレーションとは大きく異なり、今回は各地区での座談会で上がった課題の整理を行いました。

11CFDBC5-EEAB-478A-A0FA-0AB592B2C82B_1_201_a

各地区で出された課題はさまざま。その中で重点的な課題を拾い出し、4つの分野に分ける作業を行いました。

各地区に共通する課題。地区特有の課題。課題が多岐にわたる分野。特定の課題が重複する分野。それぞれの課題をグリッドにわけて貼り出すことでグルーピングされて、村が直面する課題が整理されていきます。

ここからはロジックツリーに落とし込み、各課題の関係性を見ていく作業を行います。次は、産山村の資源(リソース)の整理。そこからアクションプランを作り、具体的な計画を組み立てていく予定です。(産山村役場 企画振興課)

 

グループヒアリングを進めています

安心して暮らすことのできる村を目指して、住民参加型で策定している「うぶやま未来計画」。

多くのステークホルダーからできる限り意見を伺いたいと、9月6日からは、食育推進協議会や老人会、商工会、観光協会、NPO法人、子育てグループといった各種団体へのヒアリングを行っています。

ヒアリングでは、それぞれのグループに、①困っていること、②それらに対する考えられる解決策、③やってみたいこと&挑戦したいことについて、自由にお話ししてもらっています。

各グループで直面している課題は多岐にわたりますが、多くの団体が「人材不足」「集まりに参加する人数が少なくなった」「人手が足りない」といった人口減少を共通の課題として挙げていました。

老人会の方々には「車に乗れなくなったら、どこにもいけなくなる」と移動手段についての不安を抱いている方が多くいました。また、子育て世代では「村内に小児科の医師がいない」ことが最も困っている、という意見が出ました。やはり、山間部の過疎地であることから、生活におけるさまざまな不便さに直面していることがわかります。

C44BF30E-7406-4A53-9350-FE1BB160C645
特に高齢者にとっての交通手段は、食事や買い物といった日常生活を成り立たせるためにも、村が解決すべき喫緊の課題となっています。交通手段の解決として「白タクを使ったシェアリングタクシー」「移動販売を始めてはどうか」「近所で声を掛け合って、一緒に買い物や病院に行くようにしてはどうか」といった声が当事者たちから聞かれました。

人口減少に対する解決策としては、王道ではありますが「移住定住に力を入れていく」が一番多く、若い人が村に残れるように「後継者が暮らしやすい仕組みを作る」といった意見も聞かれました。また、「子育て世代でも働きやすいシフト体制やパート勤務がある仕事を増やす」といった女性も仕事をしやすい環境を作るのが移住定住の促進には必要であるという意見もありました。みんなの思いにあったのは、「子供たちが戻って来たくなるような『ふるさと』をつくりたい」ということ。「小さな村だからこそ、小回りをきかせて、いろんなことを試してみたりと、さまざまな『仕掛け』を作ってみてはどうか」とのアドバイスもありました。

E14867C8-CC97-40F8-A820-2A8B1081C40B_1_201_a

 

最後の質問である「やってみたいこと」への回答には、「産山村の特産品をつくりたい」「交流を深めるイベントをやってみたい」といった意見が多く聞かれたほか、「稼げる老人会になりたい」といった頼もしい意見もありました!

皆さんからこうして意見をいただくたびに、形だけで終わらない、実現可能な計画を作らなければと否応なしにモチベーションが高まるのでした。(産山村役場企画振興課)

各地区での座談会を開催しました

「うぶやま未来計画」はこれからの村づくりの方針となる大切なもの。8月24日~9月4日にかけては、地区座談会を開催しました!スタートは午後7時。夕食が終わってから、各地区の公民館に集まってもらいました。

田尻地区、南部地区、山鹿地区、産山地区の計4回。5つの分野(活力ある産業振興の村づくり、安心して暮らせる健康・福祉のむらづくり、豊かな心を育む教育・文化の村づくり、快適で安全な村づくり、行財政が効率的な村づくり)に分かれてグループワークに取り組んでいただきました。

グループワークの内容は、この3つ。①村や地区の良いところ、②直面する問題、③その解決策。

最後の③については、さらに3つに分けて、①一人でできること、やりたいこと、挑戦したいこと、②地区で解決できること、③役場や外部と協力してできることに分けて、皆さんに意見を出してもらいました。

DSC_1924

付箋に課題やアイディアを書いてもらい、グリッド内に貼っていきます。できあがったら、グループごとに発表をしてもらいました。

DSC_1941

こうやって整理することで、村の現状や各地区の現状が「見える化」されてきたようです。

参加者からは「村の景観、星空や水の美しさなど、あたりまえだと思っていたことを別の視点でみることができ、再発見することができた」といった感想も聞かれました。

村の抱える課題を解決する方法を一緒に考えてもらう過程を通して、村民もともに実施できる計画ができあがるのではないかと思っています。(産山村役場 企画振興課)

 

 

地域科学研究所の西田です。

株式会社地域科学研究所の西田です。
今回、熊本県産山村で始まったプロジェクト、うぶやま未来計画のお手伝いをさせていただいています。

 

68760504_2662925043741697_4572735183358263296_n

 

村の20年後(2040年)のビジョンを見据えた、いわゆる自治体の総合振興計画といわれるものになるけど、現状の状況や、財政問題を直視すれば、よく見る自治体の総花的な総合計画なんて、全くやる意味がないと思います。

1500人の村だからできることを見据え、江副さんによるキャッチコピー「小さきことは美しきこと」というコンセプトにそって、ハンデをアドバンテージに変える仕掛けをしていきます。

 68829440_2662934843740717_159592055482351616_n

今日は、田尻の地区で、地区座談会。

座談会前に、夕食は、公共不動産であった地域の保育所施設をリノベーションしたカフェでお食事。

ここのアーモンドにこだわった焼きアーモンドもおいしい。

 

69292809_2662934223740779_7534520608927776768_n

 

 

2040年に、1023人になる推計だけど、やっぱり人って数じゃない、人の濃さが未来を決める。

ハンデをアドバンテージに変えることができそうな産山村。

田尻地区は、阿蘇の高原のエリアの立地を生かして、夏場も温度が低いところで作れる野菜を中心に農業展開して、1000万近い世帯収入がある農家も多いそうだ。稼げるところには、  必然的に後継者がいる。

 

68964371_2662936260407242_1238862657738506240_n

 

地区の未来は自分たちで作るという稼げるポテンシャルがあるこそ言える人たちも多く、新しい自治の可能性を感じる。夜も遅いのに20人もの田尻地区の人があつまり、熱い座談会。そして、元気のあるところは女性が強いw

 今回、自治体経営(公会計の視点、公共不動産マネジメントの視点)を入れることがこのプロジェクトの特徴で、夢とそろばんのにらめっこが始まっています。

 

〇産山村のいいところはこちらから。産山ポータル。

フランスのすっごい田舎だけど、いい感じの村なイメージの産山村。( 西田)

計画づくりがいよいよ始動

過疎化と少子高齢化は産山村にとっても深刻な課題です。

人口1,500人の小さな村は、このまま月日を重ねると30年後には半分近くの約800人まで減ってしまうという試算が出ています。なかでも産山村の未来と暮らしに大きく影響するのは、人口構成の変化です。団塊の世代とその前後の世代が人口構成の中心となっている本村では、60歳代を境として次の世代がぐんと少ないのです。

地域の様々な役割や、集落の祭や野焼きといった住民活動を担い、地域を支えている団塊とその前後の世代。10年後、この世代が75歳以上の後期高齢者となると、医療・介護の需要増、自家用車に代わる交通手段の確保等、新たに生じる様々なニーズに対応していく必要がある一方、地域づくりや村づくりの重要な担い手を欠いてしまうことになってしまいます。

こうした課題を克服し、小さくとも安心して幸せに暮らせる村を目指して、皆で知恵を出し合って作るのが、今回の「うぶやま未来計画」です。「小さな村の生き残りを賭けたサバイバル戦略」とも言えるかもしれません。

産山村は阿蘇山の北外輪に位置します。標高600メートル〜950メートル。空が高く青く、空気が澄んでいます。どこまでも続く草原のなめらかな稜線、阿蘇山と久住連山をくるりと草原の向こうに見渡せるパノラマの中にある美しい村。私たちの自慢の村です。

8AEA44FB-18B4-4064-A629-47B375B715D1_1_201_a

ここを持続可能な村とするべく、うぶやま未来計画は、各地区や各団体から推薦された村民18名から構成される「産山未来会議」メンバーと役場の若手職員12名を中心に作られます。モットーは「実現前提」。20年後の村のビジョンと今後10年間における村の総合振興計画を含む計画です。

7月30日午後7時から第1回目の産山未来会議が開催されました。20年後のあるべき産山村に向けて漕ぎ出すための羅針盤となる「うぶやま未来計画」。2020年3月の完成を目指して、いよいよ始動です。
(産山村役場 企画振興課)